まるで天空の城ラピュタ!雨季にいくべきカンボジア謎の遺跡「ベンメリア」
こんにちは!カンボジア移住アラサーOL・ユカリです。
今回はシェムリアップの人気遺跡「ベンメリア」のご紹介です。
- 最近人気急上昇中の「ベンメリア」
- 天空の城ラピュタのモデル...ではない!?
- アンコールワットのモデル?謎に包まれた遺跡
- ベンメリア観光は雨季の方が楽しめる
- トゥクトゥクで行くか車で行くか、徹底比較!
- 実際に行ってみた!
- シェムリアップにきたらぜひ行って欲しい遺跡「ベンメリア」
最近人気急上昇中の「ベンメリア」
カンボジアといえば「アンコールワット」が有名ですが、近年注目を集めている遺跡が「ベンメリア」。最近ではアンコールワットと並んで、旅行スケジュールにベンメリアを組み込んでいる観光客の方も増えているみたい。
カンボジアで内戦が終わり、地雷の撤去が進んでからようやく観光客が入れるようになったそうで、比較的最近有名になってきた遺跡です。
天空の城ラピュタのモデル...ではない!?
ベンメリアといえば「ラピュタのモデルになった」と言われることで有名。しかし実際は、スタジオジブリ公式ウェブサイト城天空の城ラピュタの制作で大いに参考にしたのは「イギリス・ウェールズ地方」との記載が。
実際にベンメリアがモデルになったかは定かではありませんが(多分違うんじゃないかなあ...)、建物の多くが崩れ、荒廃したベンメリア遺跡に足を踏み入れると、まるで天空の城ラピュタの世界に入り込んだかのような感覚が味わえます。
アンコールワットのモデル?謎に包まれた遺跡
ベンメリアが建設されたのはアンコールワット建設前の11世紀末〜12世紀初頭。アンコールワットと類似点が多く、アンコールワットのモデルとなった、とも言われているそう。発掘はまだまだ進んでおらず、全貌は謎に包まれたミステリアスな遺跡です。
ベンメリア観光は雨季の方が楽しめる
ベンメリア遺跡の石には苔が生い茂っており、雨季は苔の緑が映えてとっても綺麗。乾季だと苔が茶色っぽくなってしまうことがあるので、絶対に雨季にいくべき観光スポットです!カンボジアの気候についてはこちらの記事もどうぞ。
トゥクトゥクで行くか車で行くか、徹底比較!
ベンメリアはシェムリアップの市街地からはかなり離れた郊外の遺跡。なので、ベンメリアに行くにはトゥクトゥクもしくは車をチャーターする必要があります。カンボジア人が使うローカルな乗り合いバンを捕まえることができれば安く行けるそうなのですが、難易度がかなり高いのであんまりオススメできません...。
ここでは私の経験から、トゥクトゥクで行くか、車で行くかを徹底比較していきます!
~トゥクトゥク~
- 所要時間:シェムリアップ中心部から約2時間
- チャーター費用:一台で$30~$45くらい(※人数が増えるほどおトクです。1人だと$25くらいにはなるかも)
- メリット:車に比べると安い。風が通って気持ちいい。景色の変化を楽しめる。東南アジアにきたって感じが味わえる。
- デメリット:車に比べて時間がかかる。道がでこぼこなので体が揺れて疲れがち。車内に風が吹き荒れるので髪の毛やメイクがぐちゃぐちゃになることも。乾季だと暑い。
〜車〜
- 所要時間:シェムリアップ中心部から約1時間
- チャーター費用:四人乗りなら$50~55くらい、バンだと$60~65くらい
- メリット:所要時間が短い。エアコンが効いた車内で快適に移動できる。
- デメリット:費用が高い。道はでこぼこなのでトゥクトゥクほどではないにしろ揺れる。運転手さんがスピード出しがち。
快適さや時間を優先される方なら「車」が、価格やローカル感を優先される方なら「トゥクトゥク」がおすすめです。あと、もしグループで行くならお値段的にも時間的にもバンを貸し切るのがおトクだと思います。
チャーターする際は流しのトゥクトゥクでも交渉可能ですが、ホテルで手配をお願いするのが簡単・安全かも。車だったら、私はよくこちらのタクシーサービスを利用しています(トゥクトゥクも手配できるみたい)。メールの返信も早く、運転手さんは英語が使えるので安心です。
実際に行ってみた!
今回は日本から遊びに来た友人と2人でトゥクトゥクをチャーターしました。シェムリアップ市内を出発すると、徐々に田んぼや畑など広大な景色へと移り変わります。牛の放し飼いが見られるのもカンボジアならでは!高床式のローカルなお家も見られます。
途中で必ず買うべし!竹筒入りおこわ「クロラン」
ベンメリアへ向かう道路・6号線の途中で、竹筒のようなものを売っている屋台が目につくようになります。竹筒の中には「クロラン」というおこわが入っていて、これがめちゃくちゃ絶品!!!運転手さんにあらかじめお願いするか、声をかけて止まってもらって必ず買ってください!(笑)
お赤飯みたいにもちもちしていて、ほんのり甘く、おやつ感覚で楽しめます。屋台のおばさまたちがこんな感じで竹を剥いてくれるので、かぶりつきます。1個はだいたい2000~3000リエルくらい。小腹を満たすのにちょうどぴったりです。
ベンメリアの入場チケットは5ドル!
ベンメリアに行くにはチケットセンターで5ドル払って入場チケットを買う必要があります。運転手さんたちは慣れているので、何も言わなくてもチケットセンターに連れて行ってくれますよ。アンコールパスでは入場できない遺跡なので注意です!
実際に遺跡の中へ...
入り口でチケットをチェックしてもらい、早速中へ...。少し歩くと目に入ってくるのは崩れた大きな石たちに苔が綺麗に生えている姿!!遺跡の偉大さに圧倒されつつ中へ入っていきます。
ベンメリアの内部は道が整備されている!
以前はなかったらしいのですが、現在ベンメリア内部は見学コースが整備されており、コース上を進んでいけば迷うことはないので安心。主要な箇所はコースに沿っていけば見られるようになっています。コースを歩いていると、まるで遺跡内を探検しているかのような感覚が味わえます。
巨大な廃墟で時の流れに思いを馳せて...
ベンメリアの壮大な廃墟感に圧倒されながら中を進んでいくと、まるで「天空の城ラピュタ」の世界にいるような感覚が味わえます。
「どうしてこんなに崩れてしまったのか...」「かつての華やかな遺跡はどんな姿をしていたんだろう...」と遺跡の壮大さの前で悠久の時に思いを馳せていたらあっという間に1時間。ベンメリアは時の流れや無常観を思い起こさせてくれる遺跡でした。
シェムリアップにきたらぜひ行って欲しい遺跡「ベンメリア」
中心地からはだいぶ離れていますが、シェムリアップにきたらぜひ行って欲しい遺跡の一つです!トンレサップ湖観光やプレアヴィヒア観光と合わせて1日で行くこともできます。ぜひ謎に包まれたベンメリア遺跡を訪れてみてください!
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